自称愛国系ブログのダブルスタンダード
イヤなブログを読まされてしまった。
ランキングから迷い込んだ、いわゆる(自称)“愛国”系のブログである。
日本共産党のビラ配布が無罪とされた判決について、
「配布者には恐怖を感じる」とか色々難癖をつけている。
お決まりの“朝日新聞批判”も当然付けて、見事にパターン化されたトコロテン保守ブログである。こういう連中は思考法がパターンしていて、いつも書くことが同じパターンなのである。
これだけでもうんざりなのだが、「ビラ配布者には恐怖を感じる」と書いている同じ日に、加藤紘一氏宅への放火テロについて、「加藤工作員」などと書いて、加藤氏を批判するようなトーンの記事を書いている。
ビラを配布している人に恐怖を感じるのに、放火テロ犯へは恐怖を感じないというのだろうか。
普通の神経を持った人ならば、ビラ配布なんかより放火テロの方が恐怖を感じるものと思うのだが。
普通で常識的で良識ある精神ならば、ビラ配布は犯罪ではなく、放火テロは犯罪と判断するべきなのだが。
こういった(自称)“愛国”系ブログの連中の皆様は精神状態がマヒしていて、放火テロは無罪でビラ配りは犯罪と判断されるようだ。
つまり、
自分が支持する政権を批判することはビラを配ることすら許さず、
自分が支持する政権を批判する人物への放火テロは許す
ということか。
見事なダブルスタンダードである。
偉大な指導者に反対することは許せない。
偉大な指導者に反対するビラを配ることも許せない。
偉大な指導者を批判する反日工作員は放火テロされて当然!
ハイル・偉大な指導者!
偉大な指導者マンセー!
偉大な指導者バンザーイ!
ということだそうだ。
こんな思考が独裁体制を招く。これでは北の方の独裁国家を笑えない。
“工作員”とは、放火テロを容認してビラ配りを批判するように洗脳された貴様らのような連中のことを言うのである!
それにしても、政治系のブログでは、上に紹介したような(自称)“愛国”系・トコロテン保守系が圧倒的多数で圧倒的優位である。ブログランキングでも上位にいるのはそんなのばっかりである。
件のブログでも、コメント欄には賛同するようなコメントが金魚の糞のように並んでいる。
こんな言論の自由を踏みにじるようなダブルスタンダードなブログに賛同の声が集まっているのである。
一体日本の将来はどうなってしまうのか。
※キーワード【愛国ぶりっ子】を登録しました。
◆土佐高知の雑記帳 ビラ配布の自由を守れ!
http://jcphata.blog26.fc2.com/blog-entry-426.html
◆観劇レビュー&旅行記と日記 マンションでのビラ配布は無罪 (東京地裁・8/28)
http://blog.goo.ne.jp/junsky/e/a07e93d4f082b43c46f179e626fc246b
◆TRIAL AND ERROR(underwater mix) VILLA−MACKEY
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