しんぶん赤旗日曜版の魅力を探る Vol.051 (67+85)部
s(・・;) また1週遅れてしまいました。とりあえず今回は先週号を取り上げ、後のことはケセラセラです。
◎2006年9月17日号【今週のツボ5本!】
◆1◆健康ライフ 脳を鍛える塗り絵でござる
大人のための塗り絵がブームです。その効果は?
1 手本と下絵を見る(後頭葉が活性化、以下同じ)
2 手本の色や形を記憶(側頭葉)
3 全体の構成を考える(頭頂葉)
4 記憶から情報を引き出し、計画する(前頭葉の外側面)
5 意欲が出てくる(前頭葉の底面)
6 色を塗る(前頭葉の運動野)
……と、脳の全ての部位が動くとか。
また、リラックスすると出てくる脳波がよく出てくることで、ストレス解消にもなることが分かりました。
(アルファ波)塗り絵後に増加
(P300)塗り絵後に広範囲に出現
s(・・;) 前回 http://d.hatena.ne.jp/minshushugisha/20060910
は鉛筆でなぞって書く書き込み式の本が紹介されましたが、今回は塗り絵。
意外な効果が科学的に明らかになったということです。
◆2◆正社員を請負会社に出向させ指揮 松下流脱法請負
プラズマ大阪茨木工場 現役労働者が告発
補助金の不正取得疑惑 尼崎工場
「請負」を「派遣」に切り替え、さらに「請負」に切り替えて松下の正社員に「出向」させて命令させる。
あの手この手の裏技を駆使して労働者を安く使い捨て。
さすが世界の「松○」。これが世界の「○下」。
【偽装請負】
http://catchcopy.g.hatena.ne.jp/keyword/%e5%81%bd%e8%a3%85%e8%ab%8b%e8%b2%a0
◆3◆サラ金 高金利継続案 米大使の圧力あった
先月15日、シーファー駐日米大使が霞が関の中央合同庁舎に与謝野馨金融・財政担当相を訪ね、求めました。
「金利の規制強化は、慎重にしてほしい」
サラ金の高金利引き下げを見合わせろというのです。米国資本は日本のサラ金に出資し、日本法人は営業もしています。サラ金業者の利益は、米国資本の利益につながるのです。
サラ金業者もサラ金高金利維持のため政治家に陳情攻勢をかけます。
自民党には機関紙代や資料の購入として約70万円が。
公明党には機関紙代として、自民を上回る110万円が支払われました。
s(・・;) サラ金の、サラ金によるサラ金のための某カルト宗教政党。
●高金利引き下げ
なぜこうもサラ金言いなりか
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2006-09-09/2006090902_01_0.html
●「グレーゾーン金利」とは?
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2006-09-13/20060913faq12_01_0.html
◆4◆ショスタコーヴィチ 生誕100年におもう 桧山浩介(音楽史研究家)
今月25日がショスタコーヴィチ生誕100年目に当たる。
ショスタコーヴィチほど、作品解釈にも人物像評価にも大きな揺れをみせた作曲家はいないだろう。
その揺れの起点の一つになっているのが、『ショスタコーヴィチの証言』である。
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一方、ソ連崩壊によって多くの文書類が公開されるようになり、その結果、ショスタコーヴィチの人物像や置かれていた境遇は『証言』以上に複雑で多岐に事情が絡み合ってきたことも明らかになってきている。
「今日、彼の作品に向き合うには、『証言』の呪縛から一歩身を外に置き、いたずらに作品の裏に忍ばれた意味を読み取る「裏読み」に走ることなく、感動する部分を掘りあてて真摯に受け止めることが必要だとおもう。」
s(・・;) 文化欄のかなり長い論評です。私はショスタコーヴィチの曲はほとんど知らないのですが、こんな記事も載ってるのだということで。
◆5◆安倍晋三氏の びっくり教育「改革」
手本にされた英国もいい迷惑!?
『美しい国へ』で、サッチャー首相らによるイギリスの教育改革をほめたたえている安倍氏。
しかし、安倍氏が隠しておきたい事実も。
「イギリスでは教育予算を年々増やし、06年から、義務教育費の全額国庫負担が始まり、98年からは小学校低学年には30人学級を実施。」
「日本では、2分の1だった義務教育の国庫負担を06年から3分の1にカット。国レベルでは30人学級を実施していない。」
さらに、ウェールズでは全国共通学力テストの廃止を決定。
s(・・;) 安倍氏自身は小学校入学試験を受けただけでそのままエスカレーター式に成城大学に入学したとか。
安倍氏自身の教育体験はどうだったの?
ところで教育と言えば、フィンランドが有名ですが、こちらをお手本にしては如何か?
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