第13話 マイ・ファニー・バレンタイン
☆♪☆♪☆♪しんぶん赤旗日曜版の魅力を探る☆♪☆♪☆♪ Vol002
2005年2月13日号 第13話 マイ・ファニー・バレンタイン
葛西映子さんの連載マンガ。
私はこのマンガの大ファンで、このメルマガでも応援していきます。
冒頭、バーのママ*1からバレンタインのチョコをもらうドボン。
ドボンはメスネコだと思っていたのだが。まあ、ここは客だからいいのか。
それにしても、このマンガは人間界で飼われているネコの物語だと思っていたが、
ネコがバーで飲んでいるなんて、ネコを擬人化した物語になっている。
この辺、不可思議ワールド。
バレンタイン、と聞いてため息をつくドボン。
実は弟分のウズ*2も手作りチョコを作っているという。
相手は公園の池にいる白鳥。
このところ毎日プレゼントを貢いで鼻をかじられたりびしょ濡れにされたりして
帰ってくる、と妹分のメメスに聞かされる。
バレンタイン当日、公園に見に行くドボン。
メメスからチョコを受け取った白鳥は、それをそのままパートナーの白鳥にあげる。
池に飛び込むウズ。
それを失恋の為の身投げだと解釈したドボンは、
「早まるなっ!」
と止めようとして池に落ちる。
「おっ!ねえちゃん?!
見て!ウズ今日初めて白鳥に乗れた!」
「餌付けしてたのネ」
「…大物だわよ あのコ…!」
と話すメメスとバーのママ。
ほのぼの系というか、癒やし系というか、ギャグというか、ともかく不思議な感じのする不可思議ワールドです。
白鳥に貢いで追い返されていたと思われていたウズが実は白鳥を餌付けしていた、というオチ。このウズのたくましさ。
始まったばかりですが、次からも楽しみです。
「犬の主人公が似合うのは冒険物語、そしてやっぱり猫に似合うのは哲学的なハナシ」
という読者のお便りが掲載されています。
まさにその通りで、哲学的なのか何なのか、とにかくこれは一度は読んでソンはしないマンガです。
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s(・・;) どうか応援、よろしくお願いします。
(旧サイトに頂いたコメントを転載します。)
yosei30 (2005/02/19 19:13:14)
コメント続きです。正統な下町言葉で懐かしいです。
英数のあとエンター押したら送信されてしまいました。失礼。
連載が長く続くように応援しましょう。
それにしてものネコちゃんが子育てなんておかしいですね。
トッチーのかわいいこと。
それがドボンの夢の中で変身して、ドチューンなんて怪光線を発して、ドボンは青いネコになってスペイン語でお別れを言ってまったく不思議ワールドです。
長々とお時間とらせすみませんでした。書いているときりがないので、この辺で。
s(・・;) 本当に使いにくいコメント欄ですみませんでした。
おっしゃってるのは、1月16日号の第9話「深層推理」ですね。
本当にこの回はドタバタギャグ前回の展開でした。毎回色々なパターンの展開が楽しめるのもこのマンガのお楽しみです。
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*1:名前は“蓮”。その後、準レギュラーとしてよく登場する。
*2:私はウズはオスネコだと思っていました。yosei30さんのコメントで、実はメスネコだと知りました。http://d.hatena.ne.jp/minshushugisha/20050209/1131375626