独裁が選挙の後に待っていた とさせないために……

【平和と民主主義を考えるための覚え書き】Vol.024 発行部数:部
  戦時体制に向かいつつある日本。
   同時代に生きる当事者として日々思うことなどを徒然と
    後々の世のために記録していきます。
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【独裁が選挙の後に待っていた とさせないために……】
  
戦争が廊下の奥に立つてゐた
 
 これは、渡辺白泉(1913〜1969)の俳句である。
 一見平和な日常生活の中に潜んでいて、やがて現実のものとなって現れた戦争の影
や空気や雰囲気というものを不気味に擬人化して表現している。
 あの当時の空気・雰囲気をまざまざと感じることができる。

 その渡辺白泉の名作を使わして言わしてもらうなら、今回の選挙は

独裁が選挙の後に待っていた

とさせないための選挙と言える。

s(・・;) ごーまんかまして よかですか?
郵政民営化真理教”もとい“郵政民営化真理狂”が国を滅ぼす!
 
郵政民営化反対者弾圧政策”徹底反対キャンペーン
   【第6回 独裁が選挙の後に待っていた とさせないために……】

 前にも書いたが、郵政民営化については、国民の間にも反対意見が多い。
 百歩譲って必要だとしても、それほど優先順位は高いのだろうか。

 政権与党ともなれば、こういった多様な国民世論を反映して、色々な考えを持った
政治家がいて当然である。各層の代表者が話し合って決めるのが民主政治である。

 ところが小泉首相は、政権与党の中に異論を認めない。
 あろうことか、同じ政党の候補者を落選させるために“刺客”まで送る暴走ぶりで
ある。

 小泉は昔
自民党をぶっこわす」
というフレーズで人気を得た。

 確かに小泉は今、ある程度の意見の多様性をもつ自民党をぶっこわそうとしてい
る。
 しかしその後に作ろうとしているのは、自分に反対する者を許さない“独裁体制”
ではないか。
 今回の選挙を名づけるとするならば、
「小泉クーデター選挙」
「小泉粛清選挙」
「小泉大政翼賛選挙」
「小泉独裁選挙」
ではなかろうか。

独裁が選挙の後に待っていた

となれば大変である。

 まるで大本営発表のように小泉体制・郵政民営化の翼賛記事ばかり垂れ流している
御用マスコミや御用ブロガーのマインドコントロールが功を制し、小泉体制への支持
率は高いように思える。

 しかし郵政民営化は本当に必要なのか、この小泉のやり方は本当に正しいのか。
日本人は、もう一度冷静になって考える必要がある。
  
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