ちんどん屋、フォークソング、『男たちの大和』、……
☆♪☆♪☆♪しんぶん赤旗日曜版の魅力を探る☆♪☆♪☆♪
Vol.039 発行部数:65部
意外と知られていないんですが、
しんぶん赤旗日曜版を一度読んでみて下さい。
これがまたなかなか魅力的な新聞なのです。
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【ちんどん屋、フォークソング、『男たちの大和』、……】
s(・・;) 青井清です。メルマガを一度に完成させるのは大変なので、少しずつ作成していきます。日曜版、今週号も読みどころ満載で取捨選択に困ります。
2005年12月25日号【今週のツボ5本!】
5)歳末商戦応援します 若手ちんどん屋が行く
街に活気 効果じわり
若い後継者を迎えていま、チンドン屋が元気だとか。
音楽大学を卒業してチンドン界に飛び込んでくる人もいるようです。
演奏だけではなく、歩きながら通行人と対話をしてビラを渡すのがチンドン屋。その効果は、宣伝の印象が1〜2週間持続するという。
「チンドン屋は話しかけてなんぼで、相手の反応も直接的、具体的。若者が飛び込んでくるのは、生のぶつかり合いを欲しがっているのかも。」
チンドンよしのHP http://www.geocities.jp/chindonyoshino/
全国ちんどん博覧会 http://www.chinpaku.com/index.html
4)音楽・芸能情報 再来 フォークブーム
「今、フォークに耳を向けるファンが多いのは、自らの青春時代に愛した音楽を懐かしむだけでなく、活気にあふれていた当時の空気に触れたいという想いが働いているせいかもしれません」(安松明・フォーク専門フリーペーパー「みんなの歌謡曲プラス」編集長)
「そうだとすれば、人が故郷に帰ってリフレッシュするように、フォークが今の日本に大切な何かを取り戻させてくれることを願いたい」(寧樂小夜・フリーライター)
3)働くあなたの当たり前の権利 フリーターも正社員も
あなたの職場はどうですか?
1 残業は25%の割増賃金が当然
2 6か月以上働けば、10日の有休がとれる
3 バイト・派遣でも社会保険に加入できる
4 不当解雇は厳禁
なお、この記事に掲載されている庵堂田吾作さんの4コマ漫画に、あかはたともみさんが登場しています。
日本共産党HP「若者に仕事を」 http://www.jcp.or.jp/youth/koyou/
s(・・;) 不況だからといって奴隷制が許されるわけにはいかない。
人権を守るよりどころはやはり憲法なのです。
2)映画「男たちの大和」をみて 松本善明さん(日本共産党元衆院議員)
愚考が奪った若い命
『男たちの大和』は、多面的で性格がつかみにくいのでしょうか。ネット上でも色々な意見があるようです。
このブログでも先日、「男たちの大和」の色々な感想について触れたことがありました。
■[覚え書き]戦争に反対した人にはどんな人がいたのか
http://d.hatena.ne.jp/minshushugisha/20051222/1135268135
ところが何と、しんぶん赤旗日曜版の12月25日号で好意的に紹介されていて驚きました。
感想を寄せた松本善明さんは、旧海軍兵学校生だといいます。
「男たちの大和」という映画は、戦争というものを知らない世代、戦争というものを真剣に考えたことのない人たちに、戦争について考えさせる映画として登場しました。戦後60年のことし、そういう問題提起をしたという点で、意義のあるものだと思います。
と、かなり評価されているようです。
そして主演の仲代達矢と佐藤純彌監督の声も紹介されています。
たとえどんな理由があろうとも、戦争は絶対に良くない。この作品に参加するのは自分の義務だと思いました(仲代達矢)
日本の歴史を知ろう、学ぼうという気になってもらえたら幸せです(佐藤純彌)
松本善明さんは、
「10年後の大学者になるより、1年後の一兵卒になれ」
との言葉に心を揺すぶられ、1943年、17歳の時に海軍兵学校に入学したといいます。
今の時代に住む我々にとってみれば、1年後の一兵卒などより10年後の大学者を目指すべきだと思います。これが人間として当然のことでしょう。
教育者がこのような訓示を垂れ、子ども達がそれに心を揺さぶられるような時代はやはり異常事態でしょう。このような時代を招くことは人間として不幸なことではないでしょうか。
この映画を見た人たちの思考がここまで進んで平和への決意を新たにするならば、戦死した人も、この映画を苦労してつくった人たちも報われることになるでしょう。
と言われています。
しかし、前にも紹介させていただきましたが、色々な見方があるようです。
思いて学ばざれば ■[あれこれ]一人歩きする戦争観
http://d.hatena.ne.jp/mujin/20051224
反米嫌日戦線「狼」(美は乱調にあり)
ひつこく【男たちの大和/YAMATO】 監督の意図とズレてしまった観客の奇妙な感動
http://anarchist.seesaa.net/article/10983261.html
また、『三四郎日記』さんがこの映画について、一連の特集エントリーを書かれています。
『男達のYAMATO』を見よう! http://blog.goo.ne.jp/yojiro5/e/e70c7efb4dbeff338f7a2f2bfc1eb49a
【映画】男たちのYAMATO http://blog.goo.ne.jp/yojiro5/e/8c1076eae2963e45ae5265f92c28c8ee
赤旗に「戦艦大和」乗組員の証言が登場。 http://blog.goo.ne.jp/yojiro5/e/9b8753cb93194a127f57b1ed11089b0c
『男たちの大和』の評価 http://blog.goo.ne.jp/yojiro5/e/cc9399b2a87b0f775b5c493146f6c0bd
Le Kamikaze http://blog.goo.ne.jp/yojiro5/e/323ad26e7991a2ea6e10956bb6ea722b
Le Kamikaze②
http://blog.goo.ne.jp/yojiro5/e/304fb11b323e07a8c551e48e2c7d100d
さて、記事に戻ります。
松本善明さんも書いています。
「問題は、この映画を見た人がどのように受け止めたかということでしょう」
確かに、最後には個人がどう受け止めるかという問題に行き着きます。
例えば、同じ小泉政権の政治を見ていても、コイズミソートーバンザーイとなる連中もいれば、これはいけないと冷静に判断する人もいるわけです。
s(・・;) あなたは、どう判断しますか?
私は……。それより『ALWAYS 三丁目の夕日』が観たい!
1)定率減税廃止 話が違うぞ自公税制「改正」
「サラリーマン増税しない」の公約どこへ
赤字のツケ国民に回すな 財政破たん誰のせい?
公共事業 13年で630兆円
法人税 もうけ増えても半分
s(・・;) 長くなってしまったので、この記事については日を改めて取り上げる予定です。
※一応ランキングという形にはなっていますが、
社会的・国際的・政治的に重要な記事というよりは、
しんぶん赤旗日曜版を読んでみたくなるようなユニークな記事を中心に選んでおり
ます。
※引用は>> << または「 」 で、
筆者コメントは s(・・;) で表しています。
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