グループには調停役の人が必要だ
寄らば大樹の陰、長いものには巻かれろという言葉がある。
お上には文句を言わず従っていれば無難にすむが、そこをあえてお上に逆らって波風立てるのだから、確固とした信念があるのである。
だからこそ小泉独裁政権に批判的なブログも幾つか存在する。
あえて世の大勢に逆らって独裁政権批判をしているのだから、簡単には折れずに主張する強さを持つ。
しかし、それが災いして、元来味方であるはずの人でも少しの違いが気になり、攻撃することになる。
一人一人の考え方は違うのであるから、100%同じというわけにはいかず、違いを認めることも必要である。
認めることができる違いであるか、認めることができない違いであるかを区別することが重要。
はてなダイアリーやウィキペディアの「ハト派」「タカ派」の定義はなかなか面白い。
ハト派
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%88%E6%B4%BE
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%a5%cf%a5%c8%c7%c9
タカ派
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%82%AB%E6%B4%BE
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%a5%bf%a5%ab%c7%c9
ハト派(およびタカ派)には、必ずしも明確な基準はないが、一般的には外交・安全保障政策などについて穏健な考えを持ち、そういった政策を支持している人々をハト派とよぶ。
かつては、鷹=武力による解決、鳩=対話による解決、と説明されることが多かったが、現代では武力を用いることが少ないため、単に比較的「穏健」「慎重」と思われる姿勢を「ハト」と称することが多い。
なお、国内政治に関しての保守・革新とはなんら関係なく、保守においても革新においてもハト派・タカ派どちらもありうる。
かつては、「鷹=武力による解決」「鳩=対話による解決」と説明されることが多かったが、現代日本では武力を実際に用いることが少ないため、単に「強硬」「急進」と思われる姿勢を「タカ」と称する事が多い。
この定義に従って、行動的にリードする存在がタカ派とする。
反小泉にもタカ派的存在がいるというのか。
その破壊力が内輪の内紛に向けられると損失ではないのか。
だからそんな時、調停に働くハト派的存在が必要となる。
組織が存続するかどうかは、内には結束の固さ、外には外からの外力による。
結束が強くて分裂しなければ強い組織といえる。
内部で内紛が起こりそうになった時、調停役がいればその組織は強い。
坂本龍馬の第一の功績は、犬猿の仲だった薩摩と長州を結びつけたことである。
しかし調停は誰でもできるというわけではない。
争いの両者から一目置かれたり、信頼されている存在であることが必要である。
誰もがいつ何時、争いの当事者になるかもしれない。
そんな時、争いを調停してくれる友人がいればいい。
友人がいつ何時、争いの当事者になるかもしれない。
そんな時、自分は調停者として働けるか。
私はネット上に友人はいないし、影響力もないブロガーであるから全然駄目だ。
しかし、いずれは調停役として認められるように日々研鑽していかねばならない。
私の意図するところが分かって頂けたであろうか。
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