母校で数学教師 宮本延春さん

しんぶん赤旗2007年新年合併号より
◆1◆人間ドキュメント 母校で数学教師 宮本延春さん
 成績はオール1、いじめられ続けた 僕が今言えること
 
 中学卒業までいじめを受け続け、オール1の落ちこぼれ。死んだらどんなに楽かと何度も思うが一線だけは越えられず、少林寺拳法だけが心の支えだった。
 ある日、アインシュタイン相対性理論をわかりやすく解説したNHK番組を録画したビデオを見て転機を迎える。
 
「身近なこの世界が実は厳密な原理で動いている不思議さ。光の速さは変わらずに時間や空間が変えられるなんてすごい。常識と思っていたことが粉々に打ち砕かれ、この世界って何だろう、面白い、と」
 
 物理学一般にまで興味が広がり、入門書を手当たり次第に読み、本格的に物理を学びたくなり、早速小学3年生の算数ドリルから始める。
 翌年、私立高校の定時制へ入学。卒業後、名古屋大学理学部に合格。さらに大学院で5年間研究生活を続け、昔の自分のような生徒を救いたいと、母校の教師として高校に帰る。
 
「人生そんなに悪いことばっかりじゃない。どんな子だってみんな輝かしい可能性があるんだ。夢を見つけたら、きっとおもしろいものに変わるよ」
 
s(・・;) 人生、何がきっかけでどんな才能が花開くか分からないものですね。
 宮本さんの場合、その転機が比較的若い時期に訪れたのが良かったのかもしれません。
 高校定時制、大学、大学院と進んで教師になって、それでもまだ37才、私より少しだけ年上なだけです。
 私などが今頃転機を迎えてもここまで変われるかどうか……。
 まあ、少しでも良くはなるように頑張りますが。
 
 しかし、大学院で5年も学ぶとは、相当なものです。大学院に入るのは大学入試よりもかなりの難関ですから。
 そして大学院を出ても就職先は少ないというポストドクター問題もありますが、宮本さんはしっかりと就職しています。
 苦しい時期を乗り越えて自分の道を見つければ人生は開ける、という例ではないでしょうか。
 

未来のきみが待つ場所へ  先生はいじめられっ子だった

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オール1の落ちこぼれ、教師になる

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 今こそ冷静に考えてみましょう。郵政民営化、するべきでしょうか。

 教育基本法の改訂を現政権に任せると

NHK受信料と政党助成金に関しての抵抗感はどうですか。

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