大臣に対する風刺が許されない社会は民主主義失格
鳩山死に神大臣騒動についての記事を3回書いてきました。
“死に神大臣”騒動を言葉狩りで終わらすな
■ [キーワード]死神大臣(死に神大臣)
http://catchcopy.g.hatena.ne.jp/minshushugisha/20080621/p1
■[メディア・リテラシー]平成版・滝川事件を傍観していては言論の自由は崩壊する
http://d.hatena.ne.jp/minshushugisha/20080626/p1
■[アンケート]言論の自由と民主主義
http://d.hatena.ne.jp/minshushugisha/20080706/p1
最後の3回目の記事でアンケートを実施しました。結果を記録しておきます。
朝日新聞素粒子コラムが鳩山法相を「死に神」と表記した件について、どう思いますか。
言論の自由・民主政治の許容範囲内である。 (14票) 82%
言論の自由・民主政治の範囲を超え、許せない (2票) 12%
その他(コメントお願いします) (1票) 6%
開始:2008年07月06日/締切:2008年07月14日18時
【寄せられたコメント】
2008年07月06日06時56分58秒 お名前:笛吹童子
高々、選挙で選ばれた人間が人を殺す権限を与えられていると勘違いしていることこそ笑止だ。まして新聞にその行動を批判、揶揄されたことで、言論弾圧するとはまったくもって許されるものではない。ましてや国民の信を一度も得ていない内閣なのである。そんな内閣がいつまでも続いていることこそ問題なのでありそんな内閣の大臣が殺人を行うのは問題である。
2008年07月06日07時14分16秒 お名前:半共分子
全くうんざり、には同感です。なおUSAでは一部の州で死刑が存続しているようです。
2008年07月08日18時06分12秒 お名前:ルクス
職務通りやってりゃ些細な風刺さえ許されないというのなら、後期高齢者医療制度を「姥捨て」呼ばわりするのも一切許されないことになる。朝日をキーキー罵倒している連中は一度でも「姥捨て」と呼んだ全てのマスコミに同じ論法で迫ってみろ。
一国の大臣が風刺コラムで「死に神」と風刺されたことに激怒して記者会見を開いた件について
民主政治下の政治家としてあるまじき言論弾圧 (7票) 58%
民主政治として当然のことで、許せる行為 (4票) 33%
その他(コメントお願いします) (1票) 8%
開始:2008年07月06日/締切:2008年07月14日18時
【寄せられたコメント】
2008年07月08日18時12分42秒 お名前:ルクス
大臣にも反論の権利はあるだろうが、そこまでムキになるようなことか?
強大な権力を独占している独裁者ほど、どんな些細な異論にも恐怖する小心者だという。日本の歴代大臣でいうと、遠回しな批判に激怒して弾圧した東条英機を思い出す。間違っても竹下登や後藤田正晴ではない。
2008年07月13日16時38分16秒 お名前:uhi
あの程度の捏造政治屋なら、あのような反応は当たり前のこと。
あのような物をありがたがっている人々は、哀れ。
……ということで、良識的な結果となってほっとしております。
(いつもながら、回答数の少なさに自分の至らなさを思い知ってガックリきています)
ともかく、回答・コメント下さった皆様、ありがとうございました。
2問目のアンケートで、大臣が記者会見を開いたことについては、「言論弾圧」と「許せる行為」の間が接近しました。
確かに大臣にも記者会見を開く権利はあるとも言えますが、こんなことをわざわざするのは政治家としてはケツの穴が小さすぎる、政治家としてスケールが小さすぎる、軽蔑するに十分すぎる、というのが私の考えであり、さらに権力のある政治家が記者会見を行うのは言論弾圧である、と判断します。
………………………………………………………………………………………………
○ひっそりとblogランキング○
↑このブログを応援してやろうと思われた方はクリックお願いします
s(・・;) 助けるつもりでクリック
ボランティアでクリック
弱小ブログに励ましの1票を
………………………………………………………………………………………………
メルマガも(ごくたまに)発行しています。
しんぶん赤旗日曜版のこんな記事!
http://www.melma.com/backnumber_133815/
平和と民主主義を考えるための覚え書き
http://www.melma.com/backnumber_133342/
現代政治のキーワード&キャッチコピー集 |