水野広徳海軍大佐―二十世紀の平和論者

【戦争前の記録】Vol.005 発行部数:3部
  戦争に向かう日本。
   同時代に生きる当事者として日々思うことなどを徒然と
    後々の世のために記録していきます。
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【水野広徳海軍大佐―二十世紀の平和論者】
 2月16日の朝日新聞の投書欄に、水野広徳(みずのひろのり)について書いた投書
が掲載されていました。
 なかなか興味深いので、検索してみると、色々なページが出ます。
 ただ、水野広徳を専門的に紹介したサイトはありませんでした。
 
水野廣徳:フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』の記述
  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B4%E9%87%8E%E5%BB%A3%E5%BE%B3
  
 本としては、次のような本が出ています。
 
帝国軍人の反戦―水野広徳と桜井忠温 (朝日文庫) 朝日文庫
 木村 久迩典 (著) 文庫 (1993/08) 朝日新聞
 
水野広徳―海軍大佐の反戦
 前坂 俊之 (編集) 単行本 (1993/12) 雄山閣出版
 
水野広徳海軍大佐―二十世紀の平和論者
 曽我部 泰三郎 (著) 単行本 (2004/11) 元就出版社
 
帝国主義日本にNOと言った軍人 水野広徳
 大内 信也 (著) 単行本 (1997/05) 雄山閣出版
二十世紀の平和論者 海軍大佐水野広徳 帝国主義日本にNOと言った軍人 水野広徳
 
 職業軍人として活躍していた水野は、第一次世界大戦後に欧州旅行に赴き、そこで
戦争の傷跡を見て反戦平和の論陣を張ることになったという。
  
 あるサイトでは
「一身にして二生を経る」
と表現されていた。
 ちなみにこの表現の出典がが気になって少し調べたが、伊能忠敬とする説と
福沢諭吉とする説がありました。
 
 水野広徳は遺書に「百年後の知己を待つ」と書き記したそうだが、百年たっても彼の平和思想を理解する人は少ないのかもしれない。
 水野広徳の理解者を増やしていくことが後の世代の良識ある人々の使命ではなかろうか。
 
 
 また、この日の新聞にはまた、すずききよしさんの独演会の紹介記事が載っていました。
  
●フォークの草分け風刺の「独演」
 
 この「独演」会のHPは、こちらのようです。
   http://homepage3.nifty.com/frr/

反戦歌などで権力風刺を続けてきた歌手生活の集大成にしたいという。

今回の独演会で発表する「自由社会を守りましょう05年バージョン」には憲法教育基本法問題を盛り込んだ。

すずきさんは「風刺という本物の笑いを聞いて欲しい」と話している。<

 色々な方法で自由な社会を守る取り組みを模索していけばいい。
 自分の方法にとらわれず、色々な人が色々な方法で協力して自由で民主的で
平和な社会を守っていきたいものである。
 
(追記)
 しんぶん赤旗日曜版に連載中の
花へんろ 第2部」(早坂暁作、写真・和中ミワ)
に、水野広徳が登場していました。(2005年10月30日号より)
 私は今まで日曜版の連載小説は読んだことないので流れは分からないのですが、
どうやら主人公が営む家に水野広徳が訪ねてきたようです。
 近くにヒトラーを称える記事を書いている新聞記者が住んでいるので、彼と議論を
しに来たらしい。
 この小説は読んだことなかったのですが、水野広徳が登場しているとあらば、読まねばならない。
 次回からの展開が楽しみである。
   
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※追記)
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