小泉「大政翼賛」政治が始まった

　
このメディア・リテラシーのカテゴリーでは、メルマガとは関係なく、ちょっとした
覚え書きメモを綴っていきます。
　
【週刊現代　2005年３/19号】
緊急ルポ
憲法改正、個人情報保護法の“全体主義”体制の恐怖
小泉「大政翼賛」政治が始まった
　
　今週前半の週刊誌では、週刊現代のこの記事が圧巻。
　元来こういう記事は新聞こそが書いてほしいものである。
　
「人権擁護法案」というのが今後の焦点となってくる。
　
　また、私が読んだ時は気がつかなかったが、週刊現代のこの号では、他に
阿修羅掲示板で問題となった記事も掲載されていたようである。
　
『週刊現代』2005年3月19日号 175p 「捏造」は、記事か鑑定結果か めぐみさん「遺骨」
めぐり大騒動
　　http://www.asyura2.com/0502/war68/msg/206.html
　
　不確実な鑑定結果から強引に結論を導き出し、“経済制裁”に持っていこうとするやり方。
　それに乗ろうとしている御用マスゴミや御用コメンテータ、そしてプロ奴隷達。
　教養ある常識人には今こそ冷静な態度が求められている。
　

　加藤周一氏が「夕陽妄語」（文化面）で、「二・二六事件以後真珠湾までの東京の話」として、「日常の生活に大きな変化はなかった」「変わりつつあったのは、ラジオや新聞が用いる日本語の語彙であり、総合雑誌が載せる論文の表題や著者の名前である」と書いていた。
　　（３月４日朝日新聞投書欄「言論の自由を主張する意味」から引用。）

　
　マスゴミが最近どのような語彙を使い、好戦的な雰囲気を醸し出そうとしているか。
　冷静に分析することが必要である。
　
　この投書が掲載されたまさにその日、朝日新聞一面下の出版広告に『正論』の広告が掲載されていた。
　並んだ掲載記事のタイトルの勇ましいこと。
　こういった雑誌、そしてこういった雑誌の作る世界観・コミュニティーが、
“日本語の語彙”をおかしくし、ひいてはキレやすい若者をつくり、
やがて戦争しやすい国家をつくっていくのではないでしょうか。
　
　　
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