まるで言論に対するテロ・弾圧ではないか
月刊誌「ＷｉＬＬ」
写真を無断で転用ワック・マガジンズ発行の月刊誌「ＷｉＬＬ」７月号で、４人の大学教授の写真がインターネットから無断で転用されていたことが分かった。
（朝日新聞6月11日）
この雑誌については以前、いい記事があったので紹介したことがある。
05/03/5
[覚え書き] 憲法九条は押し付けではなかった……という仮説
http://blog.melma.com/00133342/20050305213700
しかし他の記事は全くの糞だな。
軍国主義的・好戦的な記事を載せていれば売り上げが上がるという見本のような糞雑誌である。
該当の記事は、これか。
■安田隆之（ジャーナリスト）
「左巻き学者・文化人 反日売国のブーメラン」
政府に批判的・軍国主義に批判的な意見を持つ者を
「反日的」と叩く。
文章力がなくても、能力がなくても、知性がなくても、とにかく軍国主義に批判的な学者や文化人を批判していればジャーナリストを名乗ることができ、雑誌に原稿を載せることができ、原稿料が入ってくるという見本である。
御用雑誌でリベラルな学者や文化人をを叩けば金が儲かる！現代の錬金術である。
現代の日本人で、タカ派・保守系の学者・文化人ほど楽に儲かる商売はないであろう。テキトーにリベラルな学者・文化人の悪口を書いていれば簡単に原稿料をもらうことができる。
日本人はこんな御用マスゴミに騙されている。
ヒステリックな軍国主義が日本を覆っている。
ヒステリックな御用雑誌がヒステリックに軍国主義を煽り、
国民がヒステリックに軍国主義に染まっていく。
平和と民主主義に対する言論によるテロ・言論による弾圧である。
やがてこれに武力も加わり、正真正銘の軍国主義となるであろう。
こういった軍国主義者の目指す社会は、彼らが目の敵にしている北○鮮の体制とどのような違いがあるのだろうか。
（追記）
６月18日には、以下の記事が掲載された。
「新・国民の油断」回収 写真無断掲載や記述に問題で
ＨＩＶや性教育に詳しい岩室紳也医師の写真が本人に無断で掲載されたほか、
岩室氏にかかわる記述に誤解を招きかねない点があったことなどがわかり（以下略）
タカ派増すゴミはもうやりたい放題である。
これが言論に対するテロ、言論弾圧でなくて何であろうか！
ルール無視の言論弾圧、もはや治安維持法である。
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