9年前に現在の“粛清選挙”“独裁選挙”を予言していた“トンデモ本”
私は本日発行したメルマガで唐沢俊一センセイを批判しました。
■[覚え書き]“多数決独裁制”に騙されるな 提灯持ちくんを斬る!
http://d.hatena.ne.jp/minshushugisha/20050926/1127723134
この唐沢俊一センセイはトンデモ本を研究する「と学会」のメンバーである。
(はてなキーワードにはその記述はないが、ウィキペディアにはその記述がある)
唐沢センセイが批判していた日刊ゲンダイが本日の記事で
「■ 9年前に出版した小泉「トンデモ本」の中身」
という記事を掲載している。
いずれ選挙は公認を調整したり名簿の登載順位を決定する政党の幹部たちが牛耳る
ものとなってしまう
初めて選挙に打って出る新人たちは、幹部におべっかを使い、
その子分になる以外に政党のなかで生きる途がなくなる
ちょっとでも逆らったら、
すぐさま公認は取り消されるだろう
なるほど、つい先日行われた“小泉粛清選挙”“小泉大政翼賛選挙”“小泉独裁選挙”
をピタリと予言している。
この素晴らしい予言者は誰だ、といえば、何のことはない、小泉自身だということである。
官僚王国解体論―日本の危機を救う法
『官僚王国解体論』、そういえばそんな本、ありましたなあ。
まさか将来自分がここで書かれている“幹部”どころか最高責任者となって予言を成就するとは
当の本人も思っていなかっただろう。
上の文脈がどのような流れの中で出てきたものかは、読んだ範囲では分からない。
日刊ゲンダイが出している無料メールマガジンで読んだものであり、これは最初の部分しか掲載されていないのである。
私は小泉“改悪”に狙い撃ちされる負け組み階層に属しているので、残念ながら有料版を購読できないのである。
小泉“改悪”が進めば、ますます収入は減り、税金が増えて苦しくなるだろうな。
9年前の小泉が正しいのか、現在の小泉が正しいのか、どちらも間違っているのか。
ついでに、この事実も指摘しておこう。
はてなブックマーク > 小泉首相の無責任言行録/かつては造反を自画自賛いま対抗馬立て締め上げ
http://b.hatena.ne.jp/entry/http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2005-08-21/2005082102_04_1.html
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日刊ゲンダイのメルマガ(無料版)のこの記事では、続いて小泉が本書で
小選挙区制に反対していることについて述べています。
小泉がかつて小選挙区制について批判していたことについて、
『野良狸の巣』さんが「正論である」と主張する暴論
http://rcdog21.seesaa.net/article/7347194.html
を書いています。
自分が反対していた選挙制度によって、総得票数とは全く均衡の取れていない膨大な議席を獲得し、「郵政民営化を国民は『正論』であると審判を下した」などと、ぬけぬけと所信表明演説の中で小泉総理大臣は主張した。
TBさせて頂きます。
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