“みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会”(爆)


【平和と民主主義を考えるための覚え書き】Vol.032 発行部数:42部
  戦時体制に向かいつつある日本。
   同時代に生きる当事者として日々思うことなどを徒然と
    後々の世のために記録していきます。
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【“みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会”(爆)】
 
 とにかく(爆)である。もう、(爆)としか形容しようがない。
 何がって、この“みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会”のネーミングである。
 やっていることはタカ派集団による集団軍国主義復古示威(自慰)運動という、恐ろしいことである。
 ところがこのお茶目なネーミングがまた(爆)なのである。
 
 それはそうと、私はこの(爆)という表現が大嫌いなのである。
 一体どういう意味で、どういうシチュエーションの時に使うのか理解していないのである。
 一人で爆笑していることを表しているのか、相手を嘲笑していることを表しているのか、ともかくこんな変な日本語を使っている書き手の浅ましさや卑しさが如実に伺える表現である。
 この(爆)に限らず、最近は似たような浅ましくて卑しい表記が増えてきている。
 例えば、カタカナの「ン」と「ソ」をわざと間違えて書いたり、語尾を切り取ったり、カタカナ交じりの変な日本語を使ったり、漢字の当て字を使ったりといった変な表記法である。
 美しい日本語を無理やり浅ましく卑しく歪めたような表記法である。
 恐らく某巨大掲示板辺りから発生したものと思われる。
 そしてその某巨大掲示板に影響・洗脳されたようなコイズミソートーバンザーイの論調のブログの書き手がよく使っている。
 こんな日本語を喜んで使っているようではその知性も想像がつくというものである。
 
 だから私は(爆)を始めとする、こういった浅ましくて卑しい日本語表記を使わないのを信条としている。
 このような表記を使ったコメントが着けば、内容に関わらず即座に削除してしまうつもりである。(コメントは受け付けてないけど)
 しかし、今回はこの禁を破って使わざるを得ない。
 ともかく、“みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会”のネーミングを形容するには、私としては(爆)が最もふさわしいのである。
 いや、これしかあり得ない(爆)
 
 いや〜私、こういったネーミングのセンス、大好きです。お茶目ですね〜。ほのぼのしますね〜。
 私はこう見えても、お笑いについては独特の基準があるのです。
 政党自身は大嫌いなのですが、某カルト宗教政党
「創 は い神崎〜!」
というのも大好きです。
 エピソード1もエピソード2も傑作でした。是非エピソード3も作って欲しい。
 CMだけで政党を選べと言われたら、間違いなく「創 は い神崎〜!」を選んだでしょう。
 何でカルト独裁政権側はこんなにネーミングが上手いのでしょうか。大手広告会社が入れ知恵してるんでしょうか。
 こういったネーミングのセンス、護憲派だとかサヨクだとか言われている我々も見習う必要があります。
 
 というわけで、二匹目のドジョウを狙って、私も色々な市民運動のネーミング案を考えてみます。
 
「みんなで国会議員の靖国参拝を考える市民の会」代表者・A氏
 確かに内政干渉は良くない。しかし、あえて挑発的にすることもなかろう。
 わざと内政干渉を誘っているようだ。
 お互い内政の不満を相手国に向けるための八百長芝居なんじゃないの?
 
「一人でも靖国神社に参拝する国会議員の会」発起人・B氏
 大の大人の政治家が「みんなで〜」なんて、情けない!
 信念に基づいた行動なら、一人でもやらんかい!
 
「一人でも国会議員の靖国参拝に反対する市民の会」提唱者・C氏
 その通り!本当に信念で行っているのなら、一人でも行い、説明して説得を続けていくこと!」
 
「みんなで国会議員の靖国参拝を考える市民の会」会員・D氏
……そうですね。大勢で行うということは、個人が見えなくなるというか、無責任体制となってしまいます。
 顔が見えなくなるんですね。
 だから余計に外国を刺激してしまう。
 
「一人でも靖国神社に参拝する国会議員の会」発起人・B氏
 小泉は公約の8月15日の靖国参拝選挙対策のために行わなかった。
 信念で参拝してるのなら、公約通り8月15日に参拝して、選挙で国民の信を問うべきだった。
 郵政を隠れ蓑にして靖国参拝を争点隠しした。
 そして圧勝後に参拝。
 やることが姑息である。
  
「みんなで宝くじ神社に参拝するギャンブラーの会」代表者・E氏
 独立した国家には内政干渉を受けないという権利は、確かにあります。
 しかし、批判を突っぱねて勝手放題やっていいというのは国際常識を逸脱しています。
 主張するべきことはして説明し、相手と交渉してより良い道を選んでいくということが国際政治です。
 
「みんなで阪神タイガースを応援する虎キチの会」会長・F氏
 国際政治はガキのケンカじゃないんだから。
 大人の良識でもってうまくやっていくのが国際政治というものじゃないでしょうか。
 
「みんなで赤信号を渡れば怖くない会」脱会者・G氏
 一人でも体を張って靖国参拝の正当性を訴え、外国には説明する。
 そうやってこそ解決の道が見つかるのであります。
 自分の思うところを説明して説得するのは政治家として当然のこと。
 それをせずにいきなり行動に出て問答無用で批判に耳を傾けない。
 これは小泉首相の“粛清選挙”にも言えることですが、まさに独裁の方法です。
 
「みんなで国会議員の靖国参拝を考える市民の会」会員・D氏
 国際政治での主張のあり方もそうですが、これは国内政治の問題でもあります。
 内政干渉だ、と怒る前に、もう一度歴史からよく考えてみる必要があります。
 
 
s(・・;) 『みんなで平和と民主主義を考えるブロガーの会』発起人・青井清
  ここで、ブログ主の登場です。
  昼に見たTVでは、川条しか氏の発言が映されていました。
  「他国からとやかく言われる筋合いはない」
  といった意味のことを言っていました。
  かつて民主党から立候補して小泉首相を批判する歌を作っていた過去を隠して
  いつの間にか小泉チルドレン入りしている方らしい無責任極まりない言い訳です。
  そのような無責任極まりない詭弁は、良識ある姿勢とはいえません。
  正しいことだから他国は文句は言うな、という靖国参拝の論理は、ガキの詭弁なのです。 
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     小泉首相靖国参拝について
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 ここで、当メルマガ読者の皆様限定のアンケートを実施します。
 10月19日朝日新聞朝刊に緊急世論調査の結果が載っていました。
「よかった」42%、「よくなかった」41%。
 ここまで世の中は右傾化しているのか。
 ということで、アンケートにご協力お願いします。 

小泉首相靖国神社参拝について
 
反対   (6票) 67%
賛成   (3票) 33%
その他(コメントお願いします) (0票) 0%
 
開始:2005年10月19日/締切:2005年10月27日18時
投票数:9件
 
★コメント
2005年10月20日01時04分18秒 お名前:.
 当たり前だろう。憲法違反じゃないか。
 小学生児童にはアメリカの猿まねのゼロトレランスを押しつけ、自らは基本法である憲法を破り、国民の50%がそれを支持する。
 どうかしているよ。この国は。もう終わりだ。
 
s(・・;) メルマガの発行部数を考えればこの投票数は健闘です。
     投票ありがとうございます。
     しかし、意外と賛成派の割合が多い気がします。

(追伸)
 今まで実施してきたアンケートの結果をようやくブログに転載しました。
 回答数が多いアンケートはブログの第6章 アンケート 質問&報告 の章に
独立したエントリーとして収録、回答数が少ないアンケートは、質問したエントリー
に追加して収録しました。
 ぜひ訪れてみて下さい。
 
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 ⇔TBさせて頂きました⇔
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半共分子の独り言 人民網の靖国評論に覚醒
  http://blog.so-net.ne.jp/hankio/2005-10-20-1
「日本の神様には、招魂の対象としての善の神と、鎮魂の対象としての悪の神がある」
靖国神社はもともと招魂社ですから、戦死者は善神として祀られているわけです。天満宮のように、悪霊(菅原道真)を鎮魂する神社とは違うわけです。そこには、戦死者を悼む気持ちではなく、戦死者を誉めたたえる気持ちで参拝することになるわけです。そこには、沖縄久米島の事件のような、日本軍に殺された日本人朝鮮人の霊もなければ、東京大空襲の犠牲者の霊も、無いのです。千鳥が淵墓苑も、主に海外戦死者の身元不明の遺骨を合葬しているわけで、いわば靖国神社とセットのようなものです。」
 ううむ。そんな意味があったのか。
 時にサヨクだとか売国だとかレッテルを貼られている我々リベラル派も
 愛国者だと自称しているタカ派の連中も、ここまで知っていたろうか。
 まず、日本文化を先入観無しに正しく知ることが必要ではないか。
 そして、自称愛国者の誤った日本文化理解を正していくことである。
 
半共分子の独り言 靖国神社の問題点
  http://blog.so-net.ne.jp/hankio/2005-10-19
 問題点がうまく整理されています。
 
半共分子の独り言 小泉そーりだいじんの靖国参拝2005
  http://blog.so-net.ne.jp/hankio/2005-10-18
 国会議員の靖国参拝は国際問題でもあり、国内問題でもある。
 寄せられていたアッテンボローさんのコメントに同意。
 
アッテンボロー 郵便局員の気ままな日記
  http://rounin40.cocolog-nifty.com/attenborow/2005/10/__f88a.html
 半共分子さんのコメント欄

 靖国に参拝して「英霊」をたたえることは新たな「英霊」を求める行為だと思うのです。それだけに叔父のような戦死者を二度と出してはいけないという思いが募ります。

に同意。
 もし私が戦没者だったとしたら、やはり当時の戦争責任者に責任を取ってもらい、子孫には軍国主義復活につながる行為はしてほしくない、と思うだろう。
 
カッシーニでの昼食 狂想は亡国の調べ
  http://yaplog.jp/dione/archive/65
 将来の日本の外交について考察した記事。もっともです。
 
三四郎日記 首相・靖国参拝
  http://blog.goo.ne.jp/yojiro5/e/575f656228e931d201404130ece93811
 靖国参拝違憲判決について触れられています。もっともです。 
 
読売新聞の社説はどうなの・・2 (2005年度版)
■[首相靖国参拝]「 哀悼の誠をささげる」A級戦犯である戦争責任者が神??
  http://love.ap.teacup.com/applet/kouhei2/157/trackback
 さすがに読売新聞は無条件賛成というのではなく、注文をつけている。

今後どのような形で政府として戦没者を追悼して行くのか。首相は体系立ててきちんと説明する責任があるのではないだろうか。

 確かナベツネは意外にも靖国参拝に反対の意見を持っていたのではなかったか?
田原総一朗 責任編集 新雑誌オフレコ!
 私は靖国を拝まない。賽銭もあげない。戦犯が免責だと? 冗談じゃない!!
 ――読売の事実上のオーナー・渡邉恒雄に田原が直撃インタビュー )
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