茨木のり子・力道山・ハリウッド映画@しんぶん赤旗日曜版
☆♪☆♪☆♪しんぶん赤旗日曜版の魅力を探る☆♪☆♪☆♪
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s(・・;) 今までしんぶん赤旗について書いたカテゴリを
[しんぶん赤旗日曜版の魅力を探る]としてきましたが、
長くなるので*[しんぶん赤旗日曜版]と変えるつもりです。
少しずつ訂正しておきます。
少々このカテゴリの更新が滞ったため、一気にやります。
【茨木のり子さんをしのぶ
ばかものよ 天野祐吉】(3月12日号)
「自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ」
茨木のり子さんの有名な詩「自分の感受性くらい」は、こう終わっている。
「これを読んだとき、ぼくは自分の頭をぶんなぐられたような気がしましたよ」
と茨木さんにいったら、
「とんでもない、私は暴力は嫌いです。ばかものよって、これは、自分にいってるんですよ」
と、茨木さんは笑っていた。二十年くらい前のことである。
s(・・;) このフレーズを初めて読んだ時、私も自分のことを言われているような気がして衝撃を受けたものです。確か朝日新聞左下の四角いコラムだったと思うのですが、そのコラムをコピーして持ち歩いたものです。
この言葉、読者に向かって言ったんじゃなく、作者が自分に言ったものだったのですか。
こんなことを知っただけでも、読んだ甲斐ある記事です。
しかし我々は自戒しなければなりません。
「自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ」
自分の感受性くらい
【日韓合作映画で力道山役 ソル・ギョングさんにきく
力道山 笑顔になりたかったヒーロー】(3月12日号)
日韓合作映画『力道山』。監督・脚本はソン・ヘソン。
体重を28キロ増やして力道山役に臨んだソル・ギョング。
力道山は朝鮮北部の出身。最初は相撲界で「史上最強の横綱」を夢見ますが、朝鮮人であるがゆえにいじめに遭い大関昇進を阻まれます。
「関取時代の力道山さんの写真には、笑っているものが1枚もありませんでした。逆にプロレスラー時代のものは笑っているものばかりでした」
「力道山さんは、敗戦後、コンプレックスを抱いていた日本人に希望を与えました。リングの上でアメリカ人ととたかっていたわけですが、彼が熾烈にたたかっていたのは、実は日本人だったのではないか。」
この映画作りを通じて日韓の合作に「希望」を持ったというソル・ギョング。
「この映画が日本と韓国の懸け橋になれば」
s(・・;) 映画や音楽や演劇など、文化関係では日韓関係は積極的に交流をはかり、友好関係にあるのではないでしょうか。これが他の分野にも波及すればいいのですが。政治的な敵対関係を文化やスポーツに持ち込むのは文化やスポーツにとっても不幸なことです。
【ハリウッド 大作不振のなか
良心しめす力作 健在 山田和夫】(3月5日号)
反面、昨年末から新春にかけて登場したアメリカ映画には、このような大作と対照的な、もう一つの顔を持つ、勇敢な力作、秀作が目立つ。各国間の武力紛争をあおり立て、非合法で武器を売りさばく“死の商人”をあばいた「ロード・オブ・ウォー」、米北部の炭鉱でたたかう女性労働者を描く「スタンドアップ」、中東に暗躍する米CIA(中央情報局)と石油資本の非道を告発した「シリアナ」、湾岸戦争の米海兵隊を見つめ、大儀なき戦争の空虚を訴える「ジャーヘッド」、そしてテロとたたかう口実の報復戦争こそ、暴力の連鎖を生むだけと語りかける「ミュンヘン」など。
(これらの作品は観客動員は苦しい場合が多いが)
「これらの「力作、秀作」が私たちをおどろかし、喜ばせ、励ましてくれるのは、ハリウッド映画の良心が健在で、ほとんどすべてブッシュ大統領の世界戦略に堂々と異議を申し立てていること。」
「ハリウッドの本当の強さは、そうした「良心」の健在にあると気づく。」
s(・・;) ここでは引用しませんでしたが、山田氏は日本映画も応援しています。
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