渡辺白泉「戦争が廊下の奥に立つてゐた」

 朝日新聞俳句・短歌欄の「うたをよむ」というコラムは、普段は読まないのだが、10月5日付は「不思議な町」というタイトルにひかれて読んでしまった。
 渡辺白泉という方について紹介した文章であるが、このタイトルは
 
「銃後といふ不思議な町を丘で見た」
 
という白泉の無季俳句に由来する。
 
 他に白泉の句が幾つか紹介されていたが、その中に
 
「戦争が廊下の奥に立つてゐた」
 
も挙げられていた。
 
 私はなぜか今までこの句が鶴彬の句だと思い込んでいて、過去メルマガやブログでも書いていた。
 
【平和と民主主義を考えるための覚え書き】Vol.024 
 独裁が選挙の後に待っていた とさせないために……
   http://www.melma.com/backnumber_133342_2248023/
 
 えらい恥をさらしていたもんだ。
 渡辺白泉という方を知らなかったことも恥というか、残念である。
 これを機会に知ることができたのは良かった。
 
 かつて日本に渡辺白泉や鶴彬という、戦争に抵抗した立派な方がいたということを記録し、語り継ぎ、精神を継承していかねばならない。
 
Libération/blog ■渡辺白泉   
  http://liberation.blog.so-net.ne.jp/2008-09-15
「(宗匠金子兜太さんが白泉に直接聞いたところでは、「戦争」とは憲兵のことであるそうだ。講演の会場に憲兵が乗り込み、軍国主義批判に対し聞き耳を立て、言論を封殺していたのだ)」
 
僕はどんな夢を抱かなかったか 戦争が廊下の奥に立つてゐた 渡邊白泉
  http://sternskarte.blog.drecom.jp/archive/406
きのふはけふのものがたり 日誌>1.30 渡辺白泉忌
  http://ipsenon.at.webry.info/200601/article_6.html
本の旅人 大岡信『百人百句』
  http://www.geocities.co.jp/Bookend-Soseki/6354/sakka/OHkasin/HYAKUNINIKKU.htm
七曜堂 もじる
  http://sevendays-a-week.blogspot.com/2009/05/blog-post_2705.html
近現代俳句まとめ  渡辺白泉 【わたなべ はくせん】
  http://uraaozora.jpn.org/haihaku.html
  
wikipedia:渡辺白泉
wikipedia:鶴彬
  
………………………………………………………………………………………………
○ひっそりとblogランキング○
にほんブログ村 その他趣味ブログ 多趣味へ
にほんブログ村

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 思想へ
にほんブログ村


 
     ↑このブログを応援してやろうと思われた方はクリックお願いします
s(・・;)  助けるつもりでクリック
      ボランティアでクリック
      弱小ブログに励ましの1票を
………………………………………………………………………………………………