夏の思い出と生物多様性ならぬ生活多様性

説明しよう!ドボン&ウズ・メメスとは……
(用語解説) その1 その2 その3


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ドボン&ウズ・メメス ドボン&ウズ・メメス Season2

  
第32話 夏の絵日記帳(メメ編)(しんぶん赤旗日曜版2010年8月22日号) 
   
 今回は絵柄がちょっと違ってると思ったら、メメスの夏休み絵日記という趣向。
 朝早く起きて森の中を探索。コク蔵くんの家でネイチャークラフトの木の家を作成。プールに入って昼寝におやつに手芸。夏祭りに花火大会。
 1日の、そして1月の時間がゆっくりと流れていた子ども時代の夏休みを思い出します。
  
>> 
 朝顔の種が採れる頃、
 ひと夏かけて作った
「木の家」が完成しました。
<<
>>
 おウチの中をのぞいてみると、
 今年の楽しかった想い出が、
 たくさん入っていました。
<<
 
 このラスト、詩的で感動的ですねえ。余韻を持たせますねえ。
 こういった表現が出てくるところがこのマンガの文学的なところです。
  
s(・・;)  
 メメちゃんもウズも本当に楽しくて濃密な夏休みを過ごしましたねえ。
 作者の葛西さんの少女時代の経験がもとになってるんでしょうか。
 子ども時代にこういった豊かな生活を送るのは意外と後の人生を豊かにする糧となっていくんではないでしょうか。
  
 よく勉強漬けの夏休みというのが批判されます。勉強漬けでいい大学に入ってもいい人生を送れるとは限らない、といった文脈です。
 
 一方で、部活漬けの生活というのが、もてはやされたり美化されたりする傾向があります。
 特に体育会系の部活で目立ちますね。
 しかし、そんなにもてはやしたり美化したりしていいんでしょうかねえ。
 
 私が思うに、部活漬けの生活も、勉強漬けの生活を裏返したにすぎない、表裏一体の関係でしかないと思うんですが。
 
 今回のメメちゃんの絵日記で描かれたような多様性でゆとりに満ちた生活は、勉強漬けでも部活漬けでも送れないんではないでしょうか。
  
 生物多様性、ということがよく言われます。
 それと同じように、生活にも多様性が必要なのではないでしょうか。
 貴重な中学・高校時代の生活を、勉強や部活一色にしてしまっていいものでしょうか。
 勉強も運動も文化活動も芸術活動も、その他遊びやレジャーなど、多様性に満ちた経験を積むことが大事なのではないでしょうか。
 
……今回のメメちゃんの絵日記を見て、つらつらこんなことを考えてみました。
 皆さんはどう思いますか?
(どうせいつものようにコメントなんか来ないでしょうけど)
  
生物多様性
  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%9F%E7%89%A9%E5%A4%9A%E6%A7%98%E6%80%A7
  http://www.cop10.com/
 
部活一筋
  http://www.google.co.jp/search?hl=ja&newwindow=1&q=%E9%83%A8%E6%B4%BB%E4%B8%80%E7%AD%8B&btnG=%E6%A4%9C%E7%B4%A2
 
部活一色
  http://www.google.co.jp/search?hl=ja&newwindow=1&q=%E9%83%A8%E6%B4%BB%E4%B8%80%E8%89%B2&btnG=%E6%A4%9C%E7%B4%A2
↑美化論調が多い「一筋」に対して「一色」は批判的論調も出てきます。
 
中学生は、土日も部活をする必要あるでしょうか。
  http://okwave.jp/qa/q6091618.html
公立中学の部活動について
  http://www.inter-edu.com/forum/read.php?1113,646134
 
s(・・;) 最後に宣伝をば。 
 クオリティ・ペーパーSANは政治の話題のみならず、学問や文化や芸能関係など幅広い話題が満載です。
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2010年8月8日・15日合併号その他の広告・記事

   
【書籍広告より】

『いつもおおきに! 清水ただしです』機関紙出版編
  A5判 136ページ 定価1000円(税込)
  ISBN9784889008630
  http://blog.goo.ne.jp/kikanshi-hon/e/b72fbc2604e414b401385e3ca73e721c
   ↑アマゾンではまだ出てこなかった。
 
 

「激変の時代」のコンビニ・フランチャイズ―オーナーたちは、いま

「激変の時代」のコンビニ・フランチャイズ―オーナーたちは、いま

  
大月書店 考える絵本シリーズ
  http://www.otsukishoten.co.jp/search/s2511.html
  
【本立て】で紹介
  
立ち位置変えず―品川正治対談集

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【新作DVD】で紹介
 
恋する彼女、西へ。 [DVD]

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【あと、注目記事 見出しだけ紹介します】
 
三谷幸喜さん 五十路を行く たまたま!?来年、新作7本
 
借りぐらしのアリエッティ」サントラ盤 ハープ奏者・歌手 セシル・コルベル
達者でない日本語 物語を見事に表現

   
スポット 俳優 レオナルド・ディカプリオさん
  
人間ドキュメント ダウン症の書家 金澤翔子さん 母・泰子さん
 筆がみんなに運ぶ愛

 
天使の正体―ダウン症の書家・金澤翔子の物語

天使の正体―ダウン症の書家・金澤翔子の物語

 
愛にはじまる―ダウン症の女流書家と母の20年

愛にはじまる―ダウン症の女流書家と母の20年

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光源氏あこがれの港 宮城・塩釜(シオーモ)

 
 今回の紀行記事は宮城県塩釜市です。
しんぶん赤旗日曜版2010年8月8日・15日合併号 鹿島孝記者)
  
その昔、河原の左大臣源融が、自邸(京都六条あたり)に千賀の浦そっくりの庭を作り、宴を催していたとか。
 
多目的広場「シオーモの小径」にも触れられています。
シオーモは、宮澤賢治が『ポラーノの広場』で、「塩竃」をイメージして付
けた架空のまちの名だとか。
 
    
「塩釜の浦」と源融について
  http://www.bashouan.com/phShiogamagaura.htm
光源氏の愛した地・塩釜へ
  http://www.s-w-c.jp/consul/002/01kaihatu.html
シオーモの小径 パンフレット
 http://www.city.shiogama.miyagi.jp/html/kurasi/minato/pdf/sio-mo.pdf
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当サイトがグーグル八分!めげずに頑張ろう

 私のブログでは『ドボウメ』を連載当初から応援している。
 私のブログは作者の葛西映子さんのブログを除いて日本で二番目に『ドボウメ』に言及しているブログかもしれない。
 ところが同好の士から嫌われているようで、コメントもリンクもつかないし、仲間外れのようになっている。
   
http://d.hatena.ne.jp/minshushugisha/20061230/p2
のように、嫌なこともあった。
  
 そしてグーグルで「ドボン&ウズ・メメス」で検索してみると、日本で二番目に言及して情報量が多いはずの私のサイト
    
八百長二大政党制をぶっこわそう!複数野党制=民主政治を守り抜こう!
   http://d.hatena.ne.jp/minshushugisha/
資本主義から民主主義へ!小さな行動
   http://catchcopy.g.hatena.ne.jp/minshushugisha/
   
およびはてなハイク ドボン&ウズ・メメス
  http://h.hatena.ne.jp/keyword/%E3%83%89%E3%83%9C%E3%83%B3%EF%BC%86%E3%82%A6%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%83%A1%E3%83%A1%E3%82%B9
    
が一切出てこない。
  
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&source=hp&q=%E3%83%89%E3%83%9C%E3%83%B3%EF%BC%86%E3%82%A6%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%83%A1%E3%83%A1%E3%82%B9&btnG=Google+%E6%A4%9C%E7%B4%A2
  
 かろうじて現在休刊状態となっているメルマガのメルマのサイトが2ページ目に出てくるのみ。
  http://www.melma.com/backnumber_133815_1356719/
 
 つまり、私のサイトはグーグルから抹殺されたということか。つまりブログのタイトルが米帝の日本支配に不都合だから排除されたということか?まさにグーグル八分である。
(他の検索語からは表示されるのだが。リンク先を見れば、やはりグーグルから他の語の検索経由でが一番多い。
 それなのに「ドボウメ」では一切表示されないのは明らかにおかしい。)
  
 時間を割いて一生懸命紹介しても同好の士からは仲間外れだし、Google八分にはなるしで、全然報われずに嫌なことばかりである。
 しかし大東亜戦争中に弾圧された方々のことを思えば、これくらいの苦労は耐えねばならない。
 当サイトは今後も「ドボン&ウズ・メメス」での検索サイト順位をチェックしていきます。
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ヒゲ一族からの挑戦状!

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第31話 スイカ割り(しんぶん赤旗日曜版2010年8月8日・15日合併号)
  
 豊作農園を営むヒゲ一族の次男さんがジャンボスイカ品評会1位を受賞。お祝いのスイカ割り大会が盛大に行われる。
  
 皆さん豪快にスイカを割っちゃってます。
 都会じゃ考えられない豪快さ&贅沢な行為です。
   
 スイカ割りなんて、私の子供の頃から雑誌やアニメなんかで夏の風物詩になってましたが、実際に行われていたのでしょうか。
 現実はお話の中だけの行為なんじゃないでしょうか。
 実際にスイカ割りやったことのある方、手を挙げて〜〜!
  
 最後のジャンボスイカ登場から割れて中から子猫ちゃん達登場の流れがちょっとしたサプライズの展開です。こういった展開があるからこのマンガは面白いんだ。
  
 それにしてもヒゲ一族、いいですね。農業に精出して着実に生活してるのもいい。
  
 この一族、三本線の目に鼻の下の髭が共通。人間でいうちょびヒゲですね。確か初登場の際、これは模様だと説明がありました。
 しかし本当にこんな模様があるネコがあるのでしょうか。
  
 検索してみると、眉毛ネコというのは見つけることができました。
http://www.google.co.jp/images?hl=ja&source=imghp&q=%E7%9C%89%E6%AF%9B%E3%83%8D%E3%82%B3&btnG=%E7%94%BB%E5%83%8F%E6%A4%9C%E7%B4%A2&gbv=2&aq=f&aqi=&aql=&oq=&gs_rfai=
  
 しかしさすがに髭ネコはあまりありませんね。鼻ヒゲを持ったネコはヒゲ一族の独壇場ですね。
  
 ということでヒゲ一族にはもっともっと活躍してほしい。ヒゲ一族を主人公としたマンガも面白いんではないでしょうか。
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浜田知明さんの版画と彫刻

戦争への憎しみ 創作の力にし続けて
    
「版画と彫刻による哀しみとユーモア 浜田知明の世界展」が「神奈川県立近代美術館 葉山」で開催中です。従軍体験を下敷きにした作品で知られる浜田知明さんの、70年以上にわたる創作活動をたどる大規模な展覧会です。(しんぶん赤旗日曜版2010年8月8日・15日合併号)(金田徹記者)
   
「戦争への憎しみ、反発が創作のエネルギーになっていて、それが今もって古びていません。戦後の社会の激しい変化のなか、今風にいえばぶれないできた、スケールの大きな人です。
 それぞれの作品が、イメージ的に壮大な宇宙をもっているのが魅力です」(同館学芸員・橋秀文さん)
  
 主題は戦争だけではありません。
 急速な都市化や、あふれる情報にふりまわされる人間を題材にしたユーモアたっぷりの作品、現代社会に漂う不安感を描いた作品など、一貫して時代と対峙する姿勢をみせています。
  
版画と彫刻による哀しみとユーモア 浜田知明の世界展
 http://www.moma.pref.kanagawa.jp/museum/exhibitions/2010/hamadachimei/index.html
wikipedia:浜田知明  
    
 

浜田知明 よみがえる風景

浜田知明 よみがえる風景

  
グーグル画像検索 浜田知明
 http://www.google.co.jp/images?hl=ja&q=%E6%B5%9C%E7%94%B0%E7%9F%A5%E6%98%8E&um=1&ie=UTF-8&source=univ&ei=kypuTIiWOoTSuQOq9PhB&sa=X&oi=image_result_group&ct=title&resnum=1&ved=0CCoQsAQwAA
  
美術・文化社会批評/アライ=ヒロユキのブログ
  http://isegoria.exblog.jp/14290297/
   ↑こちらは日曜版ではなく、赤旗本紙の記事のようです。
    こういった方の寄稿が掲載されるのはいいことではないでしょうか。
    本紙も読みたいんですが……。
       
s(・・;) 
 このような方がいらしたのですね。私もまだ知らないことが多い。
 過酷な戦争体験をもとに創作されているとか。
 このように芸術作品からでも戦争の真実を嗅ぎ分け、実感することができるものです。
  
 こういった実例を知ると、小林よしのりやら産経新聞チャンネル桜やら新しい歴史教科書をつくる会やそれから分裂した有象無象の会などが宣伝する大東亜戦争肯定史観やそれに与すること・信じることがいかに歴史の真実を捻じ曲げ歴史を捏造し、歴史のみならず芸術や文芸・学問などありとあらゆる文化への冒涜と犯罪行為だということを実感することができます。 
  
 それにしてもこのような美術展が紹介されるとは、SANのクオリティの高さを実感して頂けると思います。
 知的好奇心あふれる教養人の必読紙ですね。
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■軍艦島 観光コースでは分からない 朝鮮人強制連行の歴史

  脱出不能の監獄島 韓国併合100年 政府は個人補償を

    
長崎港から船で40分、東シナ海に奇妙な島があります。海底炭鉱の島、端島(はしま)。その形から「軍艦島」と呼ばれます。昨年、世界遺産暫定リストに記載されたこの島にはもうひとつの顔が―。島の歴史を取材したノンフィクション作家、林えいだいさんとともに島に向かいました。
(記事・田中倫夫記者、写真・野間あきら記者)
しんぶん赤旗日曜版2010年8月8日・15日合併号)
  
 島はもともと草木もない岩礁だった。石炭が発見され、1890年(明治23年)に三菱資本が買収。埋め立てで3倍の面積に広がり、海底炭鉱が掘り進められた。
 炭鉱は戦後も存続し、拡充されたが、1974年に閉山。以後、異様な姿の無人島になった。
 
 島のもう一つの顔は「朝鮮人強制連行の島」。
 1943年、14歳で強制連行され、「軍艦島」で働かされ、のちに長崎で被爆した徐正雨(ソ・ジョンウ)さんの証言が残っている。
 
「1人一畳にも満たない狭い部屋に7、8人いっしょでした。外見はモルタルや鉄筋ですが、中はボロボロでした」
  
「海の下が炭坑です。…うつぶせで掘るしかない狭さで、暑くて、苦しくて、疲労のあまり眠くなり、ガスもたまりますし、それに一方では落盤の危険もあるしで、このままでは生きて帰れないと思いました。
 落盤で月に4、5人は死んでいたでしょう」
 
 林さんは語る。
 
「いま、『日本の近代化の記録』として、軍艦島世界遺産にということがいわれています。しかし、『遺産』には正の遺産も負の遺産もあります。負の遺産もちゃんと記録して後世に伝えることがなければ、日本はなぜあのような間違ったことをしてしまったのかが伝わらない。
 観光で軍艦島に訪れる人たちにも、ノスタルジーだけではなく、歴史の事実に向き合って考えてほしい」 
 

〈写真記録〉筑豊・軍艦島―朝鮮人強制連行、その後

〈写真記録〉筑豊・軍艦島―朝鮮人強制連行、その後

  
 廃墟賛歌 軍艦島 ダブルアンセム・パック(2枚組)【初回限定生産】 [DVD] 軍艦島1975-模型の国- [DVD]  軍艦島 全景 軍艦島海上産業都市に住む―ビジュアルブック 水辺の生活誌 (ビジュアルブック水辺の生活誌) 
  
wikipedia:端島 (長崎県)
  
wikipedia:深く潜れ〜八犬伝2001〜
 

  
s(・・;) 
 私が軍艦島からイメージするのは、戦後日本の高度成長時代でした。上に紹介した公共広告機構のCMからもそんな感じがします。
 戦前の強制連行の時代があったとは、林さんの著書広告で初めて知りました。
 廃墟ブームだとかノスタルジーだとか言われていますが、確かに私もそんなのが好きです。しかし軍艦島はそれだけではないということです。
 本当に、観光コースだけでは分からない、廃墟ブームだけでは分からない、ノスタルジーだけでは分からない負の遺産です。
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