最近のことばから

minshushugisha2006-05-18

 どこかの新聞コラムの真似事でもないのだが、いい言葉を見つけたので覚え書き。
 
「平和の時には子が父の葬いをする。しかし戦いとなれば、父が子を葬らねばならぬ」(ヘロドトス
 
 ヘロドトスは著書の中でリビアについても書いていたということから始まり、リビアについて書いた5月17日の天声人語の結び。
 
現実感覚で新しい理論探る
 フリーター世代の脱力系思想誌「VOL」

反グローバリゼーションの新しい理論や表現、実践の場を模索する思想誌「VOL」が17日、以文社から創刊される。
 といっても発行形式は単行本として。アート誌と見まがう表紙とは対照的に、編集委員たちが共有するのは「下流社会」などと呼ばれる不安定な雇用労働層の現実感覚だ。(中島鉄郎)」(朝日新聞5月16日)
 
 このリード文を読む限り興味深そうなのだが、やはり私には難しそうだ。
 私は決して“知的”ではなく、難しい哲学だとか思想だとか文学だとかはダメなのである。しかも近眼なので小さい時もダメ。私のブログより小さい文字のブログは読むのが大変なのである。
“アート誌と見まがう表紙”と書いているが、新聞で紹介されている表紙と会社HPで掲げられている表紙(文字ばっかり詰まっている)とは違うのだが。
 以文社のHP→ http://www.ibunsha.co.jp/index.html
 
「わが国の保守政治家の長老たちもよくいう、「日本文化の伝統」を深く理解していた大詩人は、しかし当の国について、こういわねばならぬことにもなりました。
≪軍事力を熱心にもとめるあまり、国家がその魂を犠牲にしてその兵器を増大させるならば、敵国よりもその国こそがより大きい危険におちいることになる。≫」(朝日新聞5月16日)
 
 大江健三郎の連載コラム「定義集」より。
 この回、大江の長年の友人について書いた回であり、セン教授*1の名付け親はタゴールだというところから、このタゴールの言葉に言及されていた。
 確かに日本文化は一度軍国主義のために存亡の危機に陥ったが、その過ちを繰り返してはならない。
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(5月20日までです!)

*1:どのような人かは知識の乏しい私には分からない